会社の寮を出たい!と思っても、住み慣れない土地だと不安はつきものですよね。
寮にいるメリットとデメリット、もし寮を出るなら気をつけるべきことは何なのか。
今回は私の体験談をお話していきます。
寮にいるメリット・デメリットを整理しよう
会社の寮を出たい!と思ったときに考えたいのが自分の中で寮にいるメリットとデメリットを整理することです。
寮にいるメリット>寮にいるデメリット
と自分の中で定まれば後は淡々と退寮のステップを踏むだけです。
ここでは私が新入社員1年目に体験した寮のメリットとデメリットを書いてみます。
寮にいるメリット
新入社員1年目で、知らない土地で暮らし始めるのであれば、寮に入るのはおすすめです。
寮のメリットはやはり
知らない土地での生活を低コストで始められる
ということではないでしょうか。
私は新入社員1年目で、知らない東京という土地に出てくることになったときは、住む場所が会社から用意されているという安心感はありました。
寮は東京都千代田区という中心部にあり地下鉄から駅徒歩2分という好立地。
寮費(家賃)は毎月5万円。食事補助などはありませんでしたが、この値段で中心部に住めるというのは凄いことでした。
会社によっては寮費が2〜3万円で食事補助が付いているというところもあるようです。
新人のころは基本給も少ないですから経済的にも大変助かりますね!
寮にいるデメリット
寮にいるデメリットはやはり
・仕事とプライベートを分けることができず気疲れする
・家に居てもくつろぐことが出来ない
ということではないでしょうか。
私が新人1年目に入った寮は、3LDKファミリータイプのマンションでした。
入社した会社が不動産会社ということもあり、自社で企画販売していたマンションの1室が寮としてあてがわれており、3LDKを3人でシェアしていました。
会社から帰っても会社の人とファミリータイプの部屋で共同生活をする日々。
住人が会社の同僚なので、よほど仲良くもない限り、リビングで気軽にくつろぐことも出来ませんでした。
しかも私が住んでいた寮は隣の部屋からの音漏れがよく響いて、静かに過ごしたいのに過ごせないというストレスもありました。
仕事が終わって家に帰っても休まることないと、心身ともに疲弊していきますし、仕事のパフォーマンスにも影響が出ます。
結局、新人1年目の数カ月後には退寮を申し出ました。
実際に寮を出るときの注意点
物件を探すときの注意点
当たり前の話ですが、退寮するとなれば物件を探さないといけませんね。
だいたい仲介業者に相談すると家賃は給料の3割以下と言われます。
寮を出るときというのは、基本的には仕事がある状態で物件を探せるので、物件を貸すオーナー側も信頼してくれ審査もスムーズです。
ただし条件を厳しくすると物件探しは難航しますので、親身になってくれる仲介業者さんを探して、内覧を繰り返しながら妥協できるラインを定めましょう。
会社に退寮の申し出をするときの注意点
退寮のときに何も理由を聞かずにいてくれる会社なら良いのですが、場合によっては退寮の理由を尋ねられることがあります。
また一緒に住んでいた同室の同僚も、何かと理由を気にしているかもしれません。
このとき本音を言いあえる間柄ならいいですが、ちょっと気を遣う関係なら、聞かれたときに答える無難な理由を準備しておきましょう。
東京生活にも慣れてきて1人暮らしをしてみたくなったから
が丁度良いと思います。
そして、同室だった人には「お世話になりました」と、お礼の品(ちょっとしたお菓子など)を添えて渡すなどしておくと良いでしょう。
退寮したあとも仕事を続ける以上は人間関係にヒビを入れたくはないですよね。
間違っても会社で
「同室の〇〇さんと馬が合わなかった」
などということは言わないように。
こういう噂は、どこで話が漏れるかわかりません。壁に耳あり障子に目あり、と言いますよね。
もし、同室だった同僚の人とあまり関係が良くなかったとしても、最後の挨拶はきちんとしておいたほうが無難です。無断で出ていくとあまり感じの良いものではありません。
引っ越し当日に相手が不在にしていた場合は「お世話になりました」というメモくらいを残しておくと良いですね。
まとめ
いかがでしたか。今回は私の体験談も織り交ぜながら、寮にいるメリットやデメリット、寮を出るときの注意点をまとめました。
会社の寮を出たい!と思ったときは、新しい生活に踏み出すチャンスでもあります。
会社の寮を実際出てみると、やっぱり解放感がありますしプライベートな空間もしっかり確保されるので日々の生活が充実してきます。
お金の問題もあると思うので自分の給料も見定めながら、メリットとデメリットを考えて行動しましょう。
いざ退寮となると引越し費用など目先のお金が必要になってきますので、目標をもって貯金することも大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね!