私の幸せな結婚|漫画23話ネタバレ予想!鶴木新の久堂家来訪と挑発

和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。

この記事では、漫画23話のネタバレをご紹介します。

この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。

※連載漫画23話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。

※連載漫画23話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。

現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。

私の幸せな結婚|原作小説は完結してる?漫画が何巻・何話まででてるか解説

目次

わたしの幸せな結婚|漫画23話ネタバレ予想

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ーーー「ごめんください」

葉月との勉強が一段落ついたころ、玄関から声がしました。

玄関に立っていたは、いつか街頭で美世を助けてくれた栗色の髪の青年。

鶴木貿易の鶴木新でした。

新は、どうやら清霞を尋ねてきた様子。

しかし、すでに清霞は出勤しています。

新たは、清霞が非番だと聞いていたので、てっきり自宅かと思って来たと話し、ガックリと肩を落としました。

そんな新を哀れに思った美世は、少し居間で休んでいくようすすめました。

ーーー久堂家の居間で。

新は、渡された水を一気に飲み干すと「ありがとうございます」と言います。

美世も、いつかの街頭で助けてくれたときのお礼を言いました。

美世が名前を名乗ると「あなたが久堂少佐の婚約者ですね」と一言。

そして社交界では結構な噂になっていると話し続けます。

美世は急に気恥ずかしくなり、黙って聞いていましたが

「でも、久堂少佐にはがっかりしました」と話すので、目を丸くします。

新は、部屋の隅に積まれた淑女の教本をちらりと見やり、

美世の顔色が悪いことを指摘して

『こんなになるまで頑張らせるなんて、どうかしている』

と言うのでうです。

何でも知っているかのような口ぶりに加え、

まるで清霞が美世に無理やり教育しているかのように話すので

美世はついカッとなり、

自分が望んでいることだ、と新に話し言い返します。

すると、新は深く息をはき、失礼を言いました、と言って立ち上がりました。

玄関にむかう新を、美世は慌てて、追いかけます。

玄関先で美世は、さきほどはカッとなってすみません、と新に謝ると、

新はふっと美世の耳元に顔を近づけ、こう言いました。

「俺はあなたに、あなただけの役割をあげられます。興味があれば、いつでも連絡して下さい」

そうして新は美世の袖に、自分の名刺を忍ばせるのでした。

ーーーその日の夕方。

(わたしだけの、役割・・?)

美世はひとり台所に立っています。

新の、美世のことなら何でも知っているような口ぶりや、不自然な挑発。

(前に会っていた?いや、そんなはずはない。)

手元は動かしているものの、美世の頭の中には昼間の出来事が離れません。

「・・ーーよ」

自分の役目とは何なのか?

淑女として教養を身につけることではなく?

「・・ーー美世」

いや、新になんと言われようと、勉強を辞めるわけにはいかない。

大切な人たちの重荷にはなりたくない。

「美世!」

「っ!」

背後から呼ばれ、美世はビクリと我にかえりました。

振り向くと、台所の戸口に、険しい表情の清霞が立っていました。

ーーー鶴木新が久堂家を去った後。

新は、清霞の屯所を訪れました。

打ち合わせに遅れてきた新をみて、清霞は「遅刻とはいい度胸だ」と睨みます。

ちょっとした勘違いで自宅を尋ねてしまったと話すので、清霞は目を瞠りました。

つづけて「婚約者の美世さんにもお会いしました」と言うので、清霞はぴくりと反応します。

新は、素敵な女性だった、と前置きしながらも

「婚約者をあんなふうに扱うのは感心しない」と言うので

清霞は眉をひそめました。新は続けます。

実は美世とは以前にも道端で会ったことがある。ひどい顔色で、倒れかけていたところを助けた。今日はもっとひどくなっていた。と。

「婚約者ならもっと気にかけてあげるべきでは?」

と新は挑発してきます。

大きなお世話だと不愉快に思いながらも、清霞は逡巡します。

(あの月夜の晩はどうだっただろうか?いや、その前は?)

清霞は、月夜の晩の美世の顔色があまり思い出せない自分に、焦りを感じるのでした。

ーーーその日の夜。

清霞は、仕事を終えて、帰路につきました。

昼間、新に言われたことにに加え、

清霞は情報屋から新たに決定的な情報を掴んだことで、焦りがつのります。

清霞は急いで帰宅したものの、いつも玄関先で迎えてくれる美世の姿がありません。

玄関をあがり、台所でせっせと働く美世を見つけた清霞は

「美世」と声をかけました。

しかし、美世は全く気づく様子がありません。

「美世・・・美世!」

3度呼んで振り向いた美世。

パタパタと駆け寄ってくる美世を、清霞は正面から見つめました。

思い出すのは数ヶ月前。

不健康でやせ細っていた彼女は、一時は肌艶も良くなり、健康的になっていました。

しかし、今目の前にいる美世の姿はひどくやせ細り顔色も悪く、逆戻りしています。

「ーー美世、なぜ」

(結局、あの男の言う通りか)

そう思うと、清霞は腹立たしくて仕方ありません。

「姉との勉強は、さぞ厳しいのだろうな」

ふつりふつりと何かがこみ上げてくる清霞。

美世は、驚き、そんなことはない、と話しますが、清霞はつい苛立ってしまいます。

「ならば、なぜ、こんなにも痩せる?なぜ、私が帰ってきても気づかないほど、上の空だった?」

決して婚約者を責めたいわけではないのに、清霞は言葉が止まりません。

私は美世と鶴木新が会ったことがあると聞いていない。それに、お前が夜な夜なうなされているのを、私が知らないと思うのか?と。

清霞はずっと、美世から打ちあけてくれるのを待っていました。

でも、美世からは、いつまでたっても打ち明けることはなく。

「私が信用ならないか?だからお前は何も言ってくれないのか?」

それを聞いた美世は「違います!」と叫びます。

心配をかけたくなかった、と話す美世の目には大粒の涙が溜まっていました。

しかし清霞はついに口走ってしまいます。

「こんなことなら、勉強の機会を与えるのではなかった」

「ーーー!!!」

呆然とした美世の目からは涙がこぼれ、清霞はハッと我にかえりました。

「旦那さまはひどいです、私はただーーー」

不自然に言葉が途切れ、ぐらりと美世の身体が揺れました。

清霞の腕に倒れこんだ美世は気を失っています。

倒れてきた美世の身体があまりにも軽く、清霞は、背筋が凍ってしまいました。

感情的になってしまったと自責の念にかられる清霞。

しかし、ふと視線を下げた先に、見慣れない紙切れを見つけます。

それは、鶴木新の名刺でした。

続きのネタバレあらすじはこちら

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる