和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。
この記事では、漫画10話のネタバレをご紹介します。
この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。
※連載漫画10話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。
※連載漫画10話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。
現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。
わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画10話)
『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻3章では美世が女中の花と再会します。
アカウントを一時的に消している間だったので更新告知の時にあげ損ねてしまったのですが4話のカラー扉でした。 pic.twitter.com/4RgDutVgMQ
— 高坂りと☁3巻10/12発売 (@kosakasaka) May 17, 2019
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
清霞が自宅に戻ると、美世とゆり江が清霞を出迎えます。
清霞は『どうかしたのか』と尋ねますが、美世は清霞と目を合わせぬまま『何もありません』と話し自室に籠もってしまいました。
清霞は、ゆり江から街で香耶と遭遇した出来事を聞きます。そして『どうしたら自信を持ってくれるのだろう』と呟きました。
すると、ゆり江は『女は愛されて自信をつけるのですよ』と語ります。
その言葉に促されるように清霞は、ゆり江を車で送りとどけたあと、美世の部屋を訪れました。
清霞が襖ごしに美世に『話がしたい』と語りかけると、美世は少しだけ襖を開けました。しかし、顔を伏せたまま『放っておいて欲しい』と話します。
傷ついている美世に無理強いは出来ない。
清霞は美世に
『お前が悩み抱えているものは、そのうち気にせずともよくなる。あまり深刻に考えるな。私に何か言いたいことができたらいつでも聞くから』
と伝え、書斎に戻りました。
そして、清霞は書斎に戻ると、便箋と万年筆を取り出すのでした。
清霞は、傷ついている美世の姿を見て、切ない思いに駆られます。
こんなとき、どんな言葉をかけてあげたらよいのか。こんなときに戸惑うばかりで何も出来ないから、冷たいと言われるのだろう。
清霞は不甲斐なさを感じます。
本当は、いましっかりと美世と向き合って話がしたいと思うものの…
傷ついている美世に無理強いはできない。今は彼女を待つしかない。
そう思って、美世に、話があればいつでも聞くから、という言葉を残して去っていくのです。
実際の小説ではもっと繊細に清霞の心の声が描写されていて、ここでは書ききれません。
ぜひ小説を読んで欲しいです!(泣けます!)
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
あれから一週間。美世と清霞はほとんど顔を合わせぬまま過ごしていました。
清霞は屯所で、五道に”明日の送迎”について念押しをします。五道は「分かっていますよ」とニヤつくのでした。
清霞は、明日美世がどんな顔をするのか気になりつつも『ただ喜んでくれたらいい』とばかり願うのでした。
そして迎えた翌日。美世は自室で組紐を織っていました。
清霞への贈り物である髪紐はすでに完成しており、あとは渡すだけ。
しかし、清霞に真実を打ち明ける勇気が出ず、美世はただ考えあぐねていました。
そこへゆり江が、美世に客人が来たと告げます。その客人とは、斎森家で美世を慈しんでくれた唯一の女中『花』でした。
花が訪ねてきたことに驚く美世。花は美世に、美世の幸せになった姿が見たかったと話します。
美世の目からは涙がこぼれました。
自分は異能を持たず、清霞の妻には相応しくない、だからここには居られないのだと、心の内を明かしました。
すると花は美世に『なぜ私がここへ来ることができたか分かりますか?』と問いかけます。
花は、清霞からの便りを受け取ったのだと話します。
ここに花を呼んだのは清霞だったのだと、美世は知ることになるのでした。
美世は、ひたすら髪紐を織っていました。
清霞のそばにいたいなら、そう言えばいいし、たとえ異能がなくて妻にはなれないとしても、使用人としてなら彼を支えられるかもしれない。
そんなふうに、思い巡らしていました。
しかし美世は、恐れていました。
もし真実を明かして、清霞の妻に相応しくない、ここに居てはいけない存在なのだ、と突きつけられてしまったら…。
そう思うと、辛さがこみ上げ、どうにもなりません。
本当のことを言って出ていくことになるのが怖くて、なかなか真実を打ち明る勇気がでないんですね。(辛い…辛すぎる。)
次話では、ついに美世は真実を打ち明けます!