私の幸せな結婚|漫画7話ネタバレ!清霞との幸せな時間・小説1巻2章

和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。

この記事では、漫画7話のネタバレをご紹介します。

この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。

※連載漫画7話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。

※連載漫画7話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。

現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。

私の幸せな結婚|原作小説は完結してる?漫画が何巻・何話まででてるか解説

目次

わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画7話)

『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻2章では、清霞が美世に櫛を贈ります。

直前話のネタバレ感想はこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

呉服店『すずしま屋』を出た清霞と美世は、甘味処を訪れます。

絶世の美青年である清霞は常に人の視線を集め、そばを付き添う美世は周囲の視線が気になり落ち着きません。

会話の節々で小さくなる美世を見て、清霞はこう言いました。

『私たちはこのままいけば結婚する仲なのだから、何でも言い合えるほうがいいだろう』

清霞の発言に美世は固まってしまいます。

異能を持たず、教養もない自分が、相応しいはずもない。本当に彼のことを思うなら真実を告げるべきだ。

でも美世は清霞にそれを言うことが出来ませんでした。

このとき清霞は、美世の表情が陰鬱に曇ったことに気づきます。しかし、あえて何も聞こうとはしませんでした。

外出から戻り車を降りると、美世は緊張した面持ちで、今日のお礼を言いました。清霞は、また行こう、と美世に告げるのでした。

「結婚」という言葉に触れた瞬間、美世の表情が曇ったのを清霞は見逃しませんでした。

しかし、清霞はあえて理由を聞きません。

さらに、車から降りると、最後には緊張した様子でお礼を言ってくる美世を見て

彼女が自然にかしこまらずに接してくれるのは、まだまだ遠いようだ。

と少し気にしている様子も小説では描かれていました。

清霞は、すっかり美世のことが気になっているようですね!

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

外出から戻ったその夜。

清霞は、例の品をどう渡そうかと考えていました。

すずしま屋で受け取った木箱には、細かく花の模様が掘られたつげ櫛が入っていました。

髪には櫛の良し悪しが関係してくる。今の美世に贈るなら実用面でこれしかない、と言い聞かせるものの

男性が女性に櫛を贈るのは求婚の意味があるため、直接渡すと誤解を招いてしまうのです。

清霞は考えた挙げ句、木箱を美世の部屋の前にそっと置くしかありませんでした。

どんな反応をするだろうかと思い巡らせながら居間で茶を飲んでいると、美世が驚いた様子で木箱を持って現れます。

美世は、高価な櫛を受け取るのを躊躇っていました。

しかし清霞は『深い意味は考えず使えばいい』と話します。そうしてチラリと美世をみた清霞は、思わず息をのみました。

美世が、ほんのりと笑っていたのです。

蕾がほころぶような、無垢で美しい笑顔で。

清霞は動揺してしまいます。

この感情をなんと言えばよいのだろう。感動だろうか。興奮か、歓喜か。

しばらく思いを巡らせ、そして辿り着いたのは、愛しさ、でした。

美世の笑みをみて、特別な感情を覚えた清霞。

美世が重く受け止めては困ると考え、櫛を直接手渡さないところが、照れ隠しのようで可愛らしいですね。

そして、美世の笑顔に動揺し、愛しさを感じて震えるのです。

こんなにストレートな心理描写は、読んでいてとても気持ちがいいです。

清々しくて美しい。漫画の描写も大好きです。

(美世も清霞も幸せになってほしい!)

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ー清霞は屯所で、ある書類を眺めていました。

その書類とは「斎森美世に関する調書」。信頼できる情報屋に依頼したものでした。

調書に記されていた斎森家の内情は酷いものでした。

美世の実の母親は、美世が幼い頃に亡くなっていました。美世を虐げる継母と異母妹、見て見ぬ振りをする父親、そして傍観する使用人たち。

清霞は、彼女を虐げた斎森家の人々に怒りを覚えると同時に、美世にきつい言葉をぶつけてしまったことを悔いていました。

そして、美世の母親の実家が薄刃家であることを、気がかりに思うのでした。

そうして清霞が屯所を出て帰路につこうとしたとき、清霞は何か怪しげな気配を感じます。

すると鳥型の式が現れ清霞を取り囲みました。

清霞は一瞬にしてそれらを焼き払いますが、何者かが自分を監視していると感じ、帰路を急ぐのでした。

斎森美世の調書を読んだ清霞は、すずしま屋での美世の表情を思い出します。

桜色の反物を見て母の形見に思いを馳せていた美世。形見を奪われ捨てられたとき、どんな気持ちだったのだろう。ひとりぼっちで。

そんなふうに美世を思いやる清霞。(優しい〜!!)

そして、美世は異能を持たないため『この結婚は成り立たない』と考えていることも察しがついたのでした。

甘味処で「結婚」という言葉に触れた瞬間、美世の表情が曇った理由も、まさにこれ。

無理に聞かなくても、いずれはっきりすることだ。

と清霞が思ったのも、調書を見れば背景が見えるだろう、ということだったのですね。

清霞にとって、美世の異能の有無はさほど重要ではありませんでした。

清霞にとって大切なのは、ただそこにいてくれること。地位や財産目当てではなく、ただ妻としてあの家に居てくれる女性。

美世ならそれを叶えてくれる。美世の生い立ちを知り、清霞はむしろ結婚に前向きになっていったのでした。

続きのネタバレあらすじはこちら

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